どういった経緯があってアンケート案が提示されたのか?

2.アンケート案の経緯


🔶12月2日の連絡協議会では

A案 29年4月~校舎完成まで全員が東中、完成したら新校舎へ

B案 開校を1年延ばして30年開校

の二択でした。

しかし、小学校低学年の子どもたちに中学校の施設は階段の高さから、手洗いの高さ、下駄箱、全ての規格が(中学生用になっているため)身体的に合わないという問題があり、それでは紫峰学園の1~4年生は北条小へ通うという案も検討されていたようですが、スクールバスが学校近くまで入っていくことも、停車できる場所もないということで無くなりました。


🔶12月14日の連絡協議会では

A案 29年4月~8月まで全員が東中、9月から新校舎へ

B案 開校は1年延ばして30年春とし、それまでは現在の校舎に通う

C案 どちらとも言えない

とC案が足され三択になりました。


🔶12月23日24日の説明会では三択のA~C案が提示され、それぞれの案の長所短所の情報が比較されたものが公開されました。中でも耐震基準を満たしていない施設があることが保護者の中で大きな反響がありました。


🔶12月25日に門脇教育長が就任され、その翌日、紫峰学園の各学校施設を実際に見て回られたそうです。


🔶2017年1月6日の連絡協議会では説明会での意見を取り入れ、

A案 29年4月~8月まで全員が東中、9月から新校舎へ

B案 29年4月~8月まで5~9年生が東中、1~4年生が小田小、

   9月から全学年新校舎へ

C案 29年4月~8月まで5~9年生が東中、9月から新校舎へ。

   1~4年生は、一年間小田小で過ごす。

D案 平成29年は、それぞれ現在の学校へ通う。

   平成30年に百合丘、紫峰同時に統合。新校舎へ。

E案 どれでもない

ここで小田小という選択肢が登場したのは、紫峰学園の小学校で耐震基準を満たしている校舎が、筑波小と小田小というで、この二校が検討されましたが、スクールバスが学校近くまで入り、乗降できる場所を確保できるのは小田小学校だけであったから。という理由からです。


🔶1月20日アンケート結果が公表される


🔶1月23日総合教育会議が開かれる。

 アンケートの分析から児童生徒保護者の希望をできるだけ反映させるため、教育長が私案として甲乙案を提示。

 甲乙案とも生徒児童は29年4月~8月まで現在の学校に通い、9月から新校舎に通うというもの。ただし、制度として違いがあり(管理職の配置の仕方が変わる)、甲案は(分校制度として)29年開校、乙案は(現行学校存続制度として)30年開校。

 甲乙案が制度として実現可能かどうか調べる必要があるため、決定に至らず。

さらに議論を深める必要もあるという判断から、第1回目の会議で、26日の教育委員会の会議の前に、臨時の第2回総合教育会議が開催されることを決めるに至った。


🔶1月26日総合教育会議が再度開催される。

 教育長最終私案として丙案が提示される。

 甲乙案は国の制度として不可能ということで、丙案は30年度開校とし小学生は29年度現在の学校に通い、東中だけが29年9月に新校舎へ移行とされた。

 総合教育会議の後に教育委員会が開かれ、A~D案と丙案で採決が取られました。その結果、教育委員の票がA案2票、丙案2票となり、教育長権限で丙案に決定されました。


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筑波まる環の会

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