教育長説明会

秀峰筑波の開校時期が決定したことに対する説明会が開かれました。


西中での参加者は約60名ほど、東中での参加者は約90名(内教員が約10数名、地元住民が約10名ほど。保護者で言うと西中で約40名、東中で約60名強ほど)地元の市議会議員も参加されていました。

説明会で出された質問や意見をまとめてみたいと思います。


やはり耐震や校舎老朽化についての不安や疑問は多く

🔶現校舎を利用することによる耐震性の問題について、何か対応をしてもらえるのか? 


🔶行政で出している耐震診断のデータは古いのではないのか?(ヒビが入っている。プールが汚い)


🔶北条小の実情について、給食のエレベーターが壊れて子供たちが毎日給食を運んでいる。プールは汚くて顔を水につけることができない。実際に教育長は現場を見ているのか?見てほしい。 

などの質問が多数出ました。返答として 

🔷行政としては、毎日確認しながら3年に一度の定期点検も入れているので総合的に安全を確認しながら施設の利用をしていきたいと思っている。 



また、今までの計画を変更することについての批判も多く 

🔶教育長は「9校の統合について、本当にやっていいものだったか疑問である」というようなことを言うが、今更そんなことを言われても、今までずっと連絡協議会でやってきた。トップが変わるたびに、ころころ変わり、これまでのやってきたことを、否定されるようでは困る。最初に決めたら、そのまま進めるべきだ。それが子どものためだ。 


🔶連絡協議会でやってきたことを否定するのか。この丙案も連絡協議会にまず出すべきだろう。 


🔶一度計画したのだから、計画通りに進めるべきだ。それが子どものためだ 


🔶こんなに否定的な意見が多いのだから、もう一度決め直したらどうか。今この場で、挙手でもって決をとったらどうですか。 
🔷正式な手続きをもって、この最終案に決定したので、そこは変更はありません。 
その他の質問や意見は 


🔶北条小学校の子供達に謝罪を求める。 
🔷謝罪をしに行きたいと思う(教育長) 


🔶1クラスの子供の人数を減らして、教員数を確保するということはできないのか? 
🔷現在の制度では子どもの人数によって教員の数が決まってしまうため不可能だろう。 


🔶教育長は、12月からの議事録を読んだところから考え始めたというが、もっと前からの議事録を読むべきだったのではないのか。 
🔷時間が足らず、そこまでできなかったことについて、申し訳なかったと思う(教育長) 


🔶9校同時の統合に不安がある。段階的の方がいいと説明を受けてきたが、大丈夫なのか。 


🔶教員の配置について、学園都市部には優秀な教員が集められて、旧筑波町にはそうではない教員が来ている。この差が統合校ができることで、改善されると期待していたのに、今の学校のままだと、数をそろえるだけのまた変な教員が残ってしまうのではないか。今、教員が児童をいじめることがあった。 


🔶子どものアンケート結果と、教員の結果の差はなんなのだ?教員は全然子供たちの気持ちをくみ取れていない。 


🔶バス停に雨除けを整備してほしい。 



保護者以外の方からのご意見 

🔶4年間準備してきたのに今までのやり方と真逆のことを目指している。工事関係者から、校舎は5月、外溝は6月にできるという話がある。それならば7月に入れるではないか。(つくば市議)

 
🔶区長たちもこの問題を注視している。しかし、情報が伝わってこない。こういう説明会がありますとぽつっと連絡を寄こすのではなく、常に情報を頂きたいし、我々の意見も聞いていただきたい。(区長) 


🔶今日初めてこういう会に参加したが、教育長と保護者が対立するような雰囲気に驚いた。理由はどうであれ、今までやってきたことがあるのに、統合自体を否定するような表現は、さすがにまずいのではないか。(児童の見守りサポーター?)


全体的に29年度の仮開校を求める声が多く、教育長に対し厳しい意見が多くありました。

開校延期の当事者である紫峰学園の保護者の出席率が低く、また北条小以外の保護者がかなり少ないという説明会でした。

8人に1人という出席率の低さをどのように見るのかですが、教育委員会の決定に納得したのか?それとも仕方がないとあきらめたのか?教育への関心の低さなのか?判断の難しいところです。

筑波まる環の会

筑波地区に起きているいろいろな 出来事について 話し合う場 筑波山の自然を生かした街づくり、郷土の伝統、文化を 受け継ぎ「人間らしい住民参加のまちづくり」を目指します  子供の成長を見守る 地域の繋がりを維持発展させ、 子供たちが生き生き育っていく地域作りを目指します